【天気の豆知識】低気圧と高気圧

今回は、天気について解説します。

気圧は、大気の重さによって生まれる圧力のことで、空気の濃さと思うと分かりやすいです。

hPa(ヘクトパスカル)という単位で表される。

天気図上で、周囲よりも気圧が低いところを【低気圧】という。

◯hPa以上で高気圧という明確な定義はない。

天気図上で、周囲よりも気圧が高いところを【高気圧】という。

◯hPa以上で高気圧という明確な定義はない。

低気圧は、北半球では反時計回り、南半球では時計回りに風が吹きます。

風が周囲から中心方向へ吹き込むため、上向きに上昇気流が発生して、雲が発生して、天気が崩れます。

高気圧は、北半球では時計回り、南半球では反時計回りに風が吹きます。

風が中心方向から周りへ吹き出すため、下向きに下降気流が発生して、雲ができにくく、ほとんどの場合は晴れてくれます。

通常、低気圧というと、こちらを指す。

温帯または寒帯で発生する低気圧のこと。

温帯や寒帯は、世界を気候の種類で分けた言い方です。

日本は温帯にあり、温帯は一般的に温和で、ほとんどの地域で適量の降水に恵まれ、四季がしっかり感じられる地域になります。

主に、台風やハリケーンのこと。

熱帯地域のほぼ海上で発生する低気圧のこと。

低気圧の時に具合が悪くなる方がいますが、それは耳の奥にある内耳（ないじ）という器官が他の人よりも敏感で、気圧の変化を感じ取って、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えるからです。

対処法としては、耳をマッサージして血流を良くしたり、ヨガ・ハーブで自律神経を整えるなどありますので、もしお悩みの方は試してみて下さい。

今回は、天気でよく聞く【低気圧と高気圧】について紹介しました。

天気予報を見た際など、少し思い出していただけると幸いです。